山元町及び亘理町並びに宮城病院との相互協力協定

～両町と宮城病院との強い結びつきを実感し、更なる地域医療への貢献へ～


令和元年５月１４日、宮城病院にて「山元町及び亘理町並びに宮城病院との相互協力協定に基づく意見交換会が開催されました。
  この会議は、平成２７年に両町と宮城病院で締結された相互協力協定に基づき平成２８年度から毎年開催されているもので、今年度で４回目の開催となります。
  会議には、齋藤俊夫山元町長、山田周伸亘理町長、永野功宮城病院長をはじめとしてそれぞれの関係者が一同に会して、平成３０年度連携事業及び令和元年度事業計画について意見交換が行われ、地域医療の推進、地域包括ケアの推進、健康づくりの推進、その他相互の連携・協力について意義深い話し合いが持たれました。
山元町からは、貴重な国立病院機構の病院として地域医療の提供にも尽力して頂いていることへの感謝が述べられ、亘理町からは地域に小児科医が非常に少ない中、宮城病院での小児科医師を引き続き確保していただきたいこと、亘理町においても宮城病院地域公開講座を開催してほしいとの要望がありました。
  永野院長からは、５月から訪問看護ステーションを開始したことや当院の地域包括ケア病棟の紹介、１０月に創立８０周年記念式典を行うことなどが話されました。
  今年で４回目となる意見交換会では、両町との事業内容も多岐にわたり充実が図られてきましたが、少子高齢化がますます進む中で、安心して地域医療を受けられるよう、地域の医療がさらに充実することを３者で確認し合いながら、両町と宮城病院との強い結びつきを実感した会議でした。
(事務部長 宗像 広)





（左から　山田亘理町長、永野宮城病院長、齋藤山元町長）


意見交換会の様子（宮城病院大会議室）